TikTokが、動画を通じて地域の観光を盛り上げるプロジェクト「TikTok GO Local(ティックトック ゴー ローカル)」を世界で初めて展開しました。
第1弾の舞台に選ばれたのは、京都市と滋賀県大津市です。
2026年7月28日に発表されたこの企画では、人気小説『成瀬は天下を取りにいく』の舞台公演を記念したスタンプラリーと連携し、京都・大津の観光スポットや地域の魅力をTikTok動画で紹介しました。
京都市の発表によると、11組のクリエイターによる合計50本の動画発信が企画され、実際に観光スポットを巡る動画も公開されました。
また、一般ユーザー向けの動画投稿キャンペーンも2026年8月1日から23日まで実施されました。
この記事では、TikTok GO Localの仕組みや京都・大津での取り組み、対象スポット、スタンプラリーの内容、実際の参加動画やSNSでの反応を紹介します。
- TikTok GO Localとは?動画から旅行予約につなげる観光プロジェクト
- TikTok GOとは?動画を見ながらホテルや観光体験を予約できる機能
- TikTok GO Localの第1弾は京都市と大津市!世界初展開の理由
- TikTok公式が紹介した京都・大津の日帰り旅動画
- 『成瀬は天下を取りにいく』の聖地巡礼動画も公開
- 京都・大津のどこが対象?紹介された観光スポット8か所
- 成瀬スタンプラリーでミシガンクルーズも話題に
- 成瀬スタンプラリーでは作品ゆかりの場所を巡る楽しみも
- 大津ではほかのスタンプラリーと一緒に観光する人も
- 成瀬スタンプラリーの参加特典は?缶バッジや抽選賞品も
- 大津駅観光案内所では成瀬関連グッズも紹介
- 11組のクリエイターによる50本の動画発信を企画
- TikTok GO Localの動画投稿キャンペーンはいつ開催された?
- 京都と大津の観光にどんな効果が期待された?
- TikTok GO Localは今後ほかの地域にも広がる?
- まとめ
- 参考・公式リンク
TikTok GO Localとは?動画から旅行予約につなげる観光プロジェクト
「TikTok GO Local」は、TikTokで地域の魅力を紹介し、旅行先の発見から宿泊・観光体験の予約、実際の来訪につなげることを目指す観光プロジェクトです。
地域で活動する人や動画クリエイターが、観光名所だけでなく、地元ならではの文化や食、暮らしに根ざしたスポットなどを紹介します。
視聴者は動画を通じて気になる場所を発見し、「TikTok GO」という機能を利用して宿泊施設や観光体験の予約ページへ進むことができます。
単に観光地の知名度を高めるだけでなく、実際にその地域を訪れてもらうことを目的としている点が特徴です。
TikTokは2026年7月28日、京都市と大津市を対象とした「TikTok GO Local in 京都 & 大津」を、世界初の取り組みとして発表しました。
TikTok GOとは?動画を見ながらホテルや観光体験を予約できる機能
TikTok GOは、TikTokの動画を見ながら旅行先やホテル、観光施設などを探し、気になったスポットの予約ページへアクセスできる機能です。
例えば、旅行系クリエイターが紹介しているホテルや観光体験に興味を持った場合、動画から関連する施設や予約情報を確認できます。
これまではSNSで気になる場所を見つけても、別のサイトで施設名を検索し直す必要がありました。
TikTok GOでは、動画から予約につながる仕組みを提供することで、旅行を検討する人が次の行動に進みやすくなっています。
TikTok GOでできること
- 旅行動画から気になる観光スポットを発見する
- 紹介されているホテルや宿泊施設を調べる
- 観光体験やツアーの予約ページへアクセスする
- 動画を参考に旅行先や訪問場所を検討する
TikTok GOは2025年に日本で提供が始まり、旅行や観光に関する情報を探す新たな方法として展開されています。
ただし、すべての動画や施設から予約できるわけではありません。予約機能の利用可否は、対象スポットや提携サービスによって異なります。
TikTok GO Localの第1弾は京都市と大津市!世界初展開の理由
TikTok GO Localの世界初となる第1弾では、京都市と滋賀県大津市が選ばれました。
京都市は国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光地ですが、一部の有名スポットに旅行者が集中することが課題となっています。
今回の取り組みでは、動画クリエイターの視点を生かし、まだあまり知られていない地域の魅力も紹介することで、観光客が訪れる場所を広げることを目指しました。
また、京都市と大津市は距離が近く、両地域を組み合わせた観光も楽しめます。
京都の歴史ある街並みと、琵琶湖を中心とした大津の自然や文化を一緒に紹介することで、地域をまたいだ観光の促進にもつなげる狙いがありました。
この企画は、京都市とTikTokが締結した情報発信に関する連携協定に基づく事業の一つとして実施されています。
TikTok公式が紹介した京都・大津の日帰り旅動画
TikTok GO Local in 京都 & 大津では、実際に現地を訪れたクリエイターが観光スポットを巡る動画を制作しました。
その一人が、旅行・グルメ・週末のお出かけ情報などを発信するクリエイター「おおさこ」さんです。
おおさこさんは、京都市と大津市のスタンプラリーに関連するスポットを巡り、地域の魅力を紹介しています。
おおさこ|京都・大津の日帰り旅
こちらは、TikTok公式の実施報告でも紹介された企画参加動画です。
京都と大津を組み合わせた旅行を考えている人にとって、訪れる場所を探す参考になる内容です。
なお、この動画はTikTok GO Localに関連するPR企画として制作されたものです。
『成瀬は天下を取りにいく』の聖地巡礼動画も公開
今回の企画は、人気小説『成瀬は天下を取りにいく』の舞台化を記念したスタンプラリーとも連携しています。
『成瀬は天下を取りにいく』は、宮島未奈さんによる小説です。
滋賀県大津市を舞台に、主人公の成瀬あかりが自分の信じた道を進んでいく姿を描いた作品で、続編も刊行されています。
スタンプラリーでは、作品にゆかりのある京都市と大津市のスポットを巡りながら、スタンプを集めることができました。
TikTokでは、クリエイター「りょうまい」さんによる聖地巡礼動画も公開されています。
りょうまい|京都・大津を舞台に聖地巡礼
こちらもTikTok GO Localの企画に参加したクリエイターによるPR動画です。
作品の舞台となった地域を実際に巡りながら、その土地の雰囲気を楽しめる動画です。
小説のファンだけでなく、京都や滋賀への旅行を考えている人にとっても参考になるでしょう。
京都・大津のどこが対象?紹介された観光スポット8か所
「TikTok GO Local in 京都 & 大津」では、『成瀬は天下を取りにいく』の舞台化を記念したスタンプラリーに関連するスポットが紹介されました。
TikTokの公式発表では、京都エリア4か所、大津エリア4か所の計8か所が掲載されています。
京都エリアの対象スポット
- 京都大学
- 琵琶湖疏水記念館
- 南座
- 京都山科ホテル山楽
京都大学は、京都を代表する大学の一つです。
琵琶湖疏水記念館では、琵琶湖の水を京都へ引くために造られた琵琶湖疏水の歴史を知ることができます。
南座は京都を代表する劇場として知られ、京都山科ホテル山楽は山科エリアにある宿泊施設です。
大津エリアの対象スポット
- 近江勧学館
- ミシガンクルーズ
- 大津駅観光案内所
- フレンドマート大津テラス店
近江勧学館は競技かるたとの関わりでも知られる施設です。
ミシガンクルーズでは、琵琶湖の景色を船上から楽しむことができます。
大津駅観光案内所やフレンドマート大津テラス店も、地域の魅力を知るためのスポットとして紹介されました。
これらはTikTokが発表した主な関連スポットです。動画投稿キャンペーンでは、京都市・大津市にあるすべてのTikTok GO登録スポットが対象とされていました。
成瀬スタンプラリーでミシガンクルーズも話題に
今回のスタンプラリーでは、観光スポットを巡るだけでなく、琵琶湖周辺の観光を楽しんだ参加者もいました。
特に大津エリアでは、琵琶湖を周遊するミシガンクルーズが紹介されています。
ミシガンクルーズは、琵琶湖の景色を船上から楽しめる観光船です。
Xでは、スタンプラリーで各地を歩いた後に、ミシガンクルーズを楽しんだという体験報告も投稿されています。
スタンプラリーとミシガンクルーズを楽しんだ投稿
こうした周遊体験は、作品の舞台を巡るだけでなく、地域の観光施設にも立ち寄るきっかけとなっています。
なお、このX投稿はスタンプラリー参加者による体験報告であり、TikTok GO Localの動画投稿キャンペーンへの参加を示すものではありません。
成瀬スタンプラリーでは作品ゆかりの場所を巡る楽しみも
『成瀬は天下を取りにいく』のスタンプラリーでは、京都市と大津市の各スポットを訪れながら、作品の世界を楽しむことができました。
参加者の中には、作品に関連するマンホールや施設を訪れた様子をXに投稿する人もいました。
フレンドマートやマンホールを巡った参加者の投稿
こちらは、成瀬のデジタルスタンプラリーに参加し、作品にゆかりのある場所を訪れた人の投稿です。
普段はあまり訪れない場所でも、作品やイベントをきっかけに足を運ぶことで、新たな魅力を発見できます。
『成瀬は天下を取りにいく』のように実在の地域が登場する作品では、こうした聖地巡礼も楽しみ方の一つです。
大津ではほかのスタンプラリーと一緒に観光する人も
大津市では、成瀬のスタンプラリー以外にも地域を巡るさまざまな企画が行われています。
そのため、複数のイベントを組み合わせて観光する人もいました。
Xでは、『さよならララ』と『成瀬は天下を取りにいく』のスタンプラリーを一緒に巡り、琵琶湖沿いの散歩を楽しんだという投稿もあります。
大津で複数の企画を巡った参加者の投稿
このように、スタンプラリーをきっかけとして、周辺の施設や観光スポットにも足を延ばす楽しみ方が見られました。
ただし、投稿に登場するほかのイベントはTikTok GO Localとは別の企画です。
成瀬スタンプラリーの参加特典は?缶バッジや抽選賞品も
京都市の発表によると、スタンプラリーでは参加者向けの特典も用意されていました。
参加特典として「成瀬マンホール缶バッジ」が配布され、開始から約1か月でおよそ2,000個が配布されました。
人気を集めたため、缶バッジは予定数に達して配布を終了しています。
また、集めたスタンプの数に応じて応募できる抽選企画も実施されました。
スタンプラリーの主な抽選賞品
| 実施期間 | 必要なスタンプ | 賞品例 |
|---|---|---|
| 7月1日~7月31日 | 8個 | 山下美月さんサイン入り公演パンフレット |
| 7月1日~7月31日 | 6個 | ハンバーグステーキ松喜屋ランチペア食事券 |
| 7月1日~7月31日 | 4個 | 成瀬あかりシリーズのクリアファイル3枚セット |
| 8月1日~9月30日 | 8個 | びわ湖疏水船ペア乗船券 |
| 8月1日~9月30日 | 6個 | 走り井餅 成瀬あかりシリーズデザイン3セット |
これらは2026年に実施されたスタンプラリーの特典です。
現在は実施期間が終了しており、同じ条件で応募することはできません。
スタンプラリーの内容や当時の実施情報は、京都市の公式案内で確認できます。
大津駅観光案内所では成瀬関連グッズも紹介
スタンプラリーの開催期間中には、大津駅観光案内所などで作品に関連する商品についても紹介されていました。
Xでは、京都・大津を巡るスタンプラリーの案内とともに、大津駅観光案内所でのグッズ販売について触れた投稿もあります。
スタンプラリーや関連グッズを紹介するX投稿
こうした関連商品も、作品の舞台を訪れた記念として楽しめるものです。
ただし、投稿はイベント開催当時の情報です。現在も同じ商品が販売されているとは限らないため、購入を希望する場合は販売施設に確認してください。
11組のクリエイターによる50本の動画発信を企画
TikTok GO Local in 京都 & 大津では、地元や全国で活動するクリエイターが参加しました。
京都市の発表によると、参加したのは11組で、計50本の動画を発信する企画として進められました。
動画では、スタンプラリーに関連するスポットだけでなく、地域の文化や暮らし、宿泊施設なども紹介されています。
今回紹介した「おおさこ」さんと「りょうまい」さんの動画も、その取り組みの一例です。
旅行先を探している人が動画をきっかけに地域の魅力を知り、実際の訪問や宿泊予約を検討できることが、この企画の大きな特徴です。
TikTok GO Localの動画投稿キャンペーンはいつ開催された?
TikTok GO Local in 京都 & 大津では、クリエイターによる動画制作に加え、一般ユーザーも参加できる動画投稿キャンペーンが行われました。
実施期間は2026年8月1日(土)から8月23日(日)までです。
京都市と大津市にあるTikTok GO登録スポットが対象となり、指定されたハッシュタグを使って動画を投稿する企画でした。
動画投稿キャンペーンの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャンペーン名 | TikTok GO Local in 京都 & 大津 |
| 期間 | 2026年8月1日~8月23日 |
| 対象地域 | 京都市・大津市 |
| 対象スポット | 両市のTikTok GO登録スポット |
| 投稿先 | TikTok |
| 参加案内 | TikTokアプリ内の特設ページ |
指定されていたハッシュタグ
動画投稿キャンペーンでは、次のハッシュタグが指定されていました。
- #PR
- #成瀬スタンプラリー
- #TikTokGOLocal
- #DiscoverKyoto(京都市関連)
- #DiscoverOtsu(大津市関連)
共通のハッシュタグに加え、紹介する地域に応じて「DiscoverKyoto」または「DiscoverOtsu」を付ける方式でした。
キャンペーンの実施期間は2026年8月23日に終了しています。
現在は、当時の投稿動画などを参考に京都・大津の観光スポットを知ることができます。
京都と大津の観光にどんな効果が期待された?
TikTok GO Localが目指したのは、観光地の認知度を高めることだけではありません。
京都市では、人気の観光名所に多くの旅行者が集中することが課題となっています。
そこで、動画を通じて比較的知られていないスポットの魅力も伝え、旅行者が訪れる地域を広げることが期待されました。
また、京都市と大津市を一緒に紹介することで、京都だけを訪れるのではなく、琵琶湖周辺まで足を延ばす旅行のきっかけにもなります。
宿泊施設や観光体験の予約につながれば、地元の店舗や観光関連事業者にも経済的な効果が期待できます。
こうした仕組みを、TikTokの動画と旅行予約機能を組み合わせて実現しようとしたのが、TikTok GO Localです。
TikTok GO Localは今後ほかの地域にも広がる?
今回の京都・大津での取り組みは、TikTok GO Localの世界初となる第1弾として発表されました。
今後、同じ仕組みをほかの自治体や観光地域で活用することも考えられます。
観光地の情報を動画で発信し、そのまま予約や来訪につなげられる仕組みは、地方の観光振興にも活用できそうです。
ただし、第2弾の開催地域や実施時期については正式な案内が出ていません。
新たな地域での実施については、TikTokや各自治体からの発表に注目です。
まとめ
TikTok GO Localは、TikTokの旅行予約機能「TikTok GO」を活用し、地域の魅力を動画で発信して実際の来訪や予約につなげる観光プロジェクトです。
世界初となる第1弾は、2026年7月28日に京都市と大津市を対象として発表されました。
人気小説『成瀬は天下を取りにいく』の舞台化を記念したスタンプラリーと連携し、11組のクリエイターによる計50本の動画発信が企画されました。
今回紹介した「おおさこ」さんや「りょうまい」さんの動画では、京都・大津を巡る旅の魅力が紹介されています。
また、スタンプラリー参加者によるX投稿からは、ミシガンクルーズや作品に関連するスポットなど、さまざまな場所を巡る楽しみ方もうかがえます。
一般ユーザー向けの動画投稿キャンペーンは2026年8月1日から23日まで実施され、すでに終了しています。
スタンプラリーも9月30日までの実施期間を終えていますが、京都・大津の観光スポットは今後も旅行先として楽しむことができます。
動画をきっかけに新たな旅行先を発見し、宿泊や観光体験の予約までつなげるTikTok GO Local。今後、ほかの地域にも展開されるのか注目されます。
参考・公式リンク
- TikTok公式|TikTok GO Local in 京都 & 大津の発表
- TikTok公式|TikTok GOの機能紹介
- 京都市公式|TikTok GO Localの実施と動画公開
- 京都市公式|成瀬は天下を取りにいく公演記念スタンプラリー
- TikTok公式note|TikTok GO Localの実施報告
もっと楽しむなら、まず原作!
滋賀県大津市を舞台に、
我が道を突き進む成瀬あかりの青春物語。
読んでから大津を歩けば、
いつもの街並みがもっと面白くなる。
成瀬と一緒に、滋賀・大津の世界へ。
※Amazonの商品ページへ移動します。
※リンク先の商品形式が文庫版であることをご確認ください。
※価格・在庫・配送条件はAmazonの表示が優先されます。


コメント