首都圏闇バイト強盗で実行役2人に無期懲役求刑!藤井柊・久保田陸斗被告は何をした?事件の経緯と判決日は?

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首都圏で相次いだ「闇バイト」による連続強盗事件をめぐり、実行役とされる藤井柊被告(28)と久保田陸斗被告(23)に対し、検察側が無期懲役を求刑しました。

2026年10月29日、千葉地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、検察側は犯行の残虐性や被害結果の重大さを指摘し、2人を厳しく処罰する必要があると主張しました。

今回の裁判では、横浜市青葉区で75歳の男性が死亡した強盗致死事件のほか、千葉県内で起きた複数の強盗事件も審理されています。

一方、弁護側は、実行役の2人が指示役から脅され、逆らえなかったと主張しています。

なぜ無期懲役が求刑されたのでしょうか。事件の経緯や2人の裁判での発言、遺族の訴え、今後の判決予定について紹介します。

首都圏闇バイト強盗で実行役2人に無期懲役を求刑

2026年10月29日、千葉地方裁判所で、首都圏の連続強盗事件に関与したとして起訴された実行役2人の裁判員裁判が開かれました。

無期懲役を求刑されたのは、藤井柊被告(28)と久保田陸斗被告(23)です。

2人は2024年10月、神奈川県横浜市や千葉県内で発生した強盗事件に関与したとして、強盗致死や強盗致傷などの罪に問われています。

横浜市青葉区の事件では住宅に押し入った実行役らが住人の男性に暴行を加え、男性が死亡する重大な被害が発生しました。

検察側は、犯行が極めて残虐で被害結果も重大だったとして、両被告に無期懲役を求刑しています。

FNNプライムオンラインは、10月29日の求刑について次のように報じています。

なお、無期懲役は検察側が求めた刑罰であり、裁判所の判決が確定したわけではありません。

藤井柊被告と久保田陸斗被告は何をした?事件の経緯

今回の裁判で審理されているのは、2024年10月に首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件です。

起訴状などによると、両被告は横浜市青葉区の強盗致死事件と、千葉県船橋市、市川市で発生した強盗致傷事件の計3件に関わったとされています。

横浜市青葉区の強盗致死事件で75歳男性が死亡

2024年10月15日、横浜市青葉区鉄町の住宅で、住人の後藤寛治さん(当時75歳)が暴行を受け、死亡する事件が発生しました。

起訴状によると、藤井被告と久保田被告は共犯者らと住宅に侵入し、後藤さんに暴行を加えて死亡させ、現金や貴金属などを奪ったとされています。

この事件は、2024年に首都圏で相次いだ闇バイト強盗の中でも、被害者が死亡した重大な事件として注目されました。

千葉県船橋市と市川市でも強盗事件

両被告は、千葉県内で発生した複数の強盗事件についても起訴されています。

2024年10月8日から9日にかけては、船橋市の高齢夫婦が暮らす住宅で強盗事件が発生しました。

検察側は、夫婦にけがをさせ、現金約970万円を奪ったとしています。

また、同月17日には市川市の住宅でも強盗事件が起きており、両被告が関与したとして起訴されています。

藤井被告は白井市の強盗事件でも起訴

藤井被告は、千葉県白井市で起きた別の強盗致傷事件でも起訴されています。

2024年10月16日、白井市の住宅に侵入し、住人2人に暴行を加えてけがをさせ、現金約26万円を奪ったなどとされています。

今回の裁判では、両被告が関与したとされる3事件に加え、藤井被告が関与したとされる白井市の事件も審理対象となっています。

なぜ無期懲役を求刑?検察が指摘した犯行の残虐性

10月29日の公判で、検察側は2人の犯行について、執拗かつ残虐で被害結果も極めて重大だったと指摘しました。

さらに、一連の強盗事件が人々の生活に深刻な脅威を与えたことにも言及しています。

検察側は、こうした犯罪を抑止するためにも、実行役を厳しく処罰する必要があると主張しました。

ANNの報道によると、検察側は両被告に生涯にわたって罪の重さに向き合わせ、償いをさせることが相当だという趣旨の主張もしています。

今回の無期懲役求刑については、日テレNEWSも報じています。

求刑の詳しい内容は、ANNnewsCHのニュース動画でも紹介されています。

無期懲役とは、刑期の終わりがあらかじめ決められていない自由刑です。

ただし、検察側が無期懲役を求刑しても、必ず同じ刑が言い渡されるわけではありません。最終的な刑罰は裁判所が判断します。

被害者の遺族が意見陳述、失われた命への思いを訴える

今回の裁判では、横浜市青葉区の強盗致死事件で亡くなった後藤寛治さんの遺族による意見陳述も報じられています。

TBS NEWS DIGは、遺族が法廷で父親を失った悲しみや、犯行に対する思いを述べたと伝えています。

事件では、闇バイトを通じて集められた実行役らによって、何の罪もない住人の命が奪われました。

遺族にとっては、突然家族を失ったことに加え、その後も裁判を通じて事件と向き合う日々が続いています。

遺族の意見陳述や求刑の様子については、TBS NEWS DIGの報道で紹介されています。

被害者遺族の思いや、犯行によって生じた取り返しのつかない結果も、今回の裁判で注目されている点です。

初公判では2人がおおむね起訴内容を認める

2026年10月14日、千葉地裁で開かれた初公判では、両被告がおおむね起訴内容を認めました。

藤井被告は、起訴内容について間違いないという趣旨の発言をしています。

一方、久保田被告は、船橋市の強盗事件で奪った金額について一部異なる認識を示しました。

検察側は被害額を約970万円としていますが、弁護側は660万円だったと主張しています。

つまり、事件への関与はおおむね認めているものの、被害額については検察側と弁護側の主張に違いがあります。

被害額の認定は、犯罪の事実関係や刑罰の重さを判断するうえで重要な要素の一つです。

弁護側は「指示役に脅され、逆らえなかった」と主張

今回の裁判では、実行役2人がどのような経緯で事件に関与したのかも争点となっています。

検察側は、2人がSNS上の求人をきっかけに指示役とつながり、短期間で金を稼ごうとして犯行を引き受けたと指摘しています。

一方、弁護側は、指示役から脅されていたため、犯行の指示に逆らうことができなかったと主張しています。

一連の闇バイト強盗事件では、実行役に具体的な犯行指示を出す人物の存在が捜査の対象となってきました。

ただし、指示役に脅されていたという弁護側の主張が、今回の事件でどの程度認められるのかは、裁判所の判断によります。

共同通信も、今回の裁判と実行役2人への無期懲役求刑について伝えています。

闇バイト強盗はなぜ相次いだ?SNSを通じた実行役の募集

今回の事件では、SNSを通じて実行役が集められていたことも明らかになっています。

闇バイトとは、短期間で高額の報酬を得られるなどとうたい、強盗や詐欺などの犯罪に加担させるものです。

一般的なアルバイトとは異なり、犯罪グループが実行役を集めるために使われることがあります。

今回の裁判では、検察側が、両被告はもともと面識がなかったものの、SNS上の求人を見て連絡を取り、指示役から闇バイトを紹介されたと説明しています。

また、弁護側は、指示役に脅されて犯行から抜けられなかったと主張しています。

不審な高額報酬の求人や、仕事内容を明かさずに個人情報を要求する募集には注意が必要です。

実行役2人への無期懲役求刑が話題になった理由

今回の求刑が注目された理由は、2024年に首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件の実行役に対して、極めて重い刑罰が求められたためです。

一連の事件では、一般住宅が狙われ、住人がけがを負ったほか、横浜市では75歳の男性が死亡しています。

また、SNSで集められた実行役が、指示役の命令を受けて犯罪に加担したとされる点も、この事件の特徴です。

検察側は、被害結果の重大さだけでなく、同様の犯罪を防ぐ必要性も重視しています。

一方、弁護側は指示役からの脅迫を訴えており、実行役がどこまで責任を負うべきかについても注目が集まっています。

時事通信も、10月29日に千葉地裁で行われた無期懲役求刑を報じています。

藤井柊被告と久保田陸斗被告の判決は11月6日

藤井柊被告と久保田陸斗被告の裁判では、2026年11月6日に判決が言い渡される予定です。

これまでの事件と裁判の主な経緯は次の通りです。

時期主な出来事
2024年10月8~9日千葉県船橋市で強盗致傷事件
2024年10月15日横浜市青葉区で75歳男性が死亡する強盗致死事件
2024年10月16日千葉県白井市で強盗致傷事件
2024年10月17日千葉県市川市で強盗致傷事件
2026年10月14日初公判で両被告がおおむね起訴内容を認める
2026年10月29日検察側が両被告に無期懲役を求刑
2026年11月6日判決言い渡し予定

裁判所は、犯行の重大性や被害の状況、検察側と弁護側の主張、各被告の関与の程度などを踏まえて判決を言い渡すことになります。

検察側の無期懲役求刑に対し、実際にどのような刑が言い渡されるのかが注目されています。

まとめ

首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件をめぐり、2026年10月29日、実行役とされる藤井柊被告(28)と久保田陸斗被告(23)に対し、検察側が無期懲役を求刑しました。

2人は、横浜市青葉区で75歳の男性が死亡した強盗致死事件や、千葉県船橋市、市川市の強盗致傷事件に関与したとして起訴されています。

検察側は犯行の残虐性や被害結果の重大さに加え、同様の事件を防ぐための厳罰の必要性を強調しました。

一方、弁護側は指示役に脅されていたと主張しており、船橋市の事件では被害額についても検察側と意見が分かれています。

また、横浜市の事件で亡くなった男性の遺族も、裁判で被害を受けた家族の思いを訴えています。

判決は2026年11月6日に言い渡される予定です。実行役2人に対し、裁判所がどのような刑罰を判断するのか注目されます。

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